Concept

第46回早稲田杯における大会主旨

この度、第 46 回早稲田杯争奪全日本学生英語弁論大会を開催するにあたり、私どもは大学ESSにおけるスピーチ活動の更なる発展を目指し、以下をコンセプトとして掲げさせていただくことになりました。

 

“Easy to Remember, Hard to Forget”

 


 スピーチに必要なもの、それは聴衆の記憶に残ることです。聴衆がスピーチの主張を理解し、そしてその主張に納得し共感することで説得されます。さらにはそれが記憶に残りいつでも思い出し、なおかつその主張を実際に行動に移すことがスピーチの理想像だと私どもは考えます。加えて多くの聴衆が新しい価値観をスピーチの中から会得し記憶に残すことで様々な視点から物事を見ることができ、考え方が変わること  
により容易に行動に移すことができます。それこそが弁士、そして聴衆の求める理想なのです。

 

 私どもは聴衆の記憶に残るような、理解しやすく、なおかつ行動に起こしやすい主張のできるスピーカーを求めます。弁士の考える理想社会の実現には聴衆の行動が必要不可欠ですが、そのような行動を促すためには弁士の主張が聴衆の記憶に残ることが前提条件として挙げられます。したがって、弁士は最大限自らの主張を伝わりやすくし、聴衆の理解を深める手助けのできるような「記憶に残るスピーチ」(Easy to Remember, Hard to Forget)をすることが必要です。弁士の工夫が凝らされたスピーチが聴衆の心に
 
残り、率先した行動を引き出すことができれば幸いです。

 

加えて、皆様にとって当大会自体も記憶に残るものになるよう、「より深く分析されたPrepared Speech」、「コンセプトを反映した独自のJudging Sheet」、「聴衆が自らの理解を深めるための聴衆自身による
 
Question & Answer Session」を実施したいと考えております。

 

 早稲田杯は、45年を超える伝統と皆様のご厚意に支えられながら、皆様にスピーチの魅力を感じて頂けるよう工夫を施しつつ変革を続けて参りました。46年目となる今年も、一人でも多くの皆様が本年度の理念に共感し、ご応募、ご参加してくださるよう、我々早稲田大学英語部(WESA)一同心よりお待ちしております。

 

第 46 回早稲田杯争奪全日本学生英語弁論大会
実行委員会一同

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